トワトワ座とは

経歴と解説

● 2002年初めに、白水マサキ(ギター、作曲)とカタギリアヤ(ボーカル、作詞)他数名により「トワトワ座」結成。
● 2004年、他メンバーの脱退により、白水・カタギリ2人で活動を開始。 ジャズやシャンソン、即興など多彩な要素を取り入れた曲に、谷崎潤一郎や江戸川乱歩、澁澤龍彦、寺山修司的世界に傾倒した(ある意味非常に偏った)歌詞をのせた、独特の世界を築く。
● 2004年、第1弾音源集「青猫ロマンセ」、2006年第2弾音源集「鍵穴サロメ」を作成。また、2007年夏には映像作品「夜毎の蜘蛛」を作成。
● 現在、ファッションショーや着物イベントなどさまざまな場所での演奏活動を展開中。2007年春にはイベント「わをん」を主催し、水墨画実演と10弦ギターによる即興演奏などを行う。
●2009年、江戸川乱歩をモチーフに、文学・音楽・舞踏・ファッション・空間美術を融合したイベント「乱歩ナイト」を開催。
●舞踏家とのコラボレーションなど、音楽の枠に囚われない独自の世界を構築。映像作品への楽曲提供なども行う。
●現在、ただひたすらに「自分達の好き放題な世界」へと突き進み中。

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白水マサキ

トワトワ座の作曲&ギター担当・白水マサキの音世界は、ジャズやボサノヴァの調べから、フリー、アバンギャルドなものにまで多岐に亘るのです。デレク・ベイリー、ジム・ホール、高柳昌行、内橋和久、ビル・フリゼール、アンディー・サマーズなどなど、好きなギタリストを挙げると限りが無く、ノイバウテンやクリンペライ、J・A・シーザー、三上寛など様々な分野の人たちからも刺激を受けています。 他のジャンルのアートからも沢山の影響を受け、漫画的には林静一、西岡兄妹、逆柱いみり、高橋葉介、等は外せません。絵画ではムンク、ルドン、谷中安槻、等彼らの「黒」は僕の脳を刺激します。短編小説には音楽に通じる鋭さを感じます。 永井荷風、夢野久作、横溝正史、バタイユ等・・・アンダーグラウンドなもの、妖怪染みたものが大好きです。暗黒舞踏、サーカス、見世物小屋・・・トワトワの世界観に反映(?)しているのです。


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カタギリアヤ
トワトワ座の作詩・唄担当者カタギリアヤの心躍る品々。それは、江戸川乱歩の書物。中でも「人でなしの恋」は秀逸。この小説を読むたびに、恍惚とします。谷崎潤一郎、泉鏡花の作品も然り。また、澁澤龍彦の書物。但しサド文学は除く。寺山修司の創り出した世界。但し、競馬とボクシングは除く。四谷シモンの少女人形、ベルメールの人形、宇野亜喜良の絵、ビアズレーの絵、戯曲・サロメ、松井冬子の絵、竹久夢二、高畠華宵、伊藤晴雨の描く女達、月岡芳年、山本タカトの絵、大越孝太郎の漫画、大正ロマン、着物、等等・・・日々、新しい「うっとり」を捜しております。

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